すごく興味深く読めました。
デモスとエトノスの対比のところなんかは、個人的に研究に
役立ちそうな気がします。
近代国家が個人の解放を原則とするならば、近代国家における政治も
個人の政治思想を尊重すべきですが、実際は共同体(選挙区)に
有権者も被選挙者も強く規制される。それが日本では歴史的にどういう
経緯をとるのかという点は、もっと歴史学の視点から考えられて
いいんじゃないかなと思った。そういうことを、僕は考えたい。
それにしても今さらこんな新書で入門的なことをしていていいのだろうか。
もっと専門書も読まないとなあ。
今まで政治思想的なことに全く思いを致してなかったのが悔やまれる。
開かれた地平は限りなく広い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会科学
- 感想投稿日 : 2005年9月28日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2005年9月28日
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