新本格前夜のミステリ、と紹介されていたが、確かにうなづける。ポオの小説の見立て連続殺人という、若干の幻想的要素を持ちつつ、謎は論理的。言い回しもアメリカの翻訳小説風で面白かった。また、ポオのアッシャー家の崩壊を犯罪小説として読み解く一編も秀逸。
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- 感想投稿日 : 2014年5月31日
- 読了日 : 2014年5月31日
- 本棚登録日 : 2014年5月31日
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