舞台が地元なのですが、いろいろな地域がちゃんぽんにされているので、身近な知識が逆に混乱を招きました
結局、事件の真相に近づくのは記者の方で、刑事と介護士の関係の描写は必要なのか?と思ってしまいます
そうなった要因は語られますが、出てくる刑事たちが愚かで最低だし、最終章で浮かび上がってくる真相は最悪のもので、舞台の身近さが嫌悪感を増してしまいます
風呂敷を広げた割にうやむやにされる部分も多く、著者の作品の中でも正直イマイチに思います
「生産性のない人間」、この発言への怒りがすべてのはじまりのようには感じました
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月23日
- 読了日 : 2021年1月23日
- 本棚登録日 : 2021年1月23日
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