プロの課題設定力

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2009年7月30日発売)
3.62
  • (25)
  • (50)
  • (45)
  • (14)
  • (1)
本棚登録 : 522
感想 : 58
5

【メモ】
・課題設定=「現状」と「あるべき姿」を把握し、「あるべき姿」になることを阻害している「問題」を見極め、それを解決する手だてを設定すること

・課題設定の3つの視方
①視座:誰がどんな目的を達成するための課題なのか
②視野:どのような広がり(空間軸)と長さ(時間軸)で課題を捉えるのか
③視点:どのように課題を切り出すのか
★視座を高め、視野を広げ、視点の鋭さを磨くことが課題設定力を伸ばす

・課題設定の3段階
①インプット:聞く、ぶつける、計る
②プロセス:論理構造化、発想転換
③アウトプット:何を、誰が、どうやって

・ラテラルシンキング=成熟飽和した市場環境や手詰まり感のある職場環境において革新的な発想を生み出すための思考法→イノベーションに向いている

・ラテラルシンキングの基礎
①前提を疑う
②見方を変える
③組み合わせる

ロジカルシンキングの基礎
①見方:全体を構造化して論点を分解する。論点をイシューツリーやピラミッドの軸として適用する。
②考え方:原因と結果は樹形図状に展開できるという前提に基づき、問題を階層化し、課題を見出す。

・MECEを作る基本の4分類
①対立概念分類
②数値分類
③時系列分類
④要素分類

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思考術
感想投稿日 : 2023年8月5日
読了日 : 2023年8月5日
本棚登録日 : 2023年8月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする