悟るためにはどう思考したらいいの具体的なテクニックが書かれている。
そしてそのテクニックの教えの中に真理が隠されていて、勉強になった。
・「禅」とは、悟ると言う目的を掲げて、ひたすら科学的なアプローチをとっていること。
禅はその心の動くさまを正確に見ようというところから始まるが、それを「観照」と言う。
・どちらが間違っているのかと論争になった時は、抽象度を上げてみる。
例えば、
ある道場では靴を履いて歩くのが正当。
ある道場では裸足で歩くのが正当。
この場合靴だけを見れば「履く派」と「履かない派」が分かれて対立されるように見えるが、
目的を考えた時にどちらも目的が「健康」だとすれば話は合う。
・感情や思考が無意識に動くことをどんどん解明していくと、そのうちどんな思考も無意識では動かなくなる
・我慢が出来る様になるのが修行ではない、それは曲がった方向
悟りとは、怒りを根本的に見る、根源を確かめることだ
根源を確かめると怒りは怒りでなくなり変容し深い理解になる
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年10月9日
- 読了日 : 2014年10月9日
- 本棚登録日 : 2014年10月6日
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