作中で推理小説作家をこき下ろし、その読者をも否定しているだけあって、普通の推理小説とは一線を画す内容です。
タイトルの通り「館」がテーマで、山奥の洋館が舞台でかつ台風で閉ざされる、言ってみれば典型的なクローズドサークル。でも最も探偵向きな人物は事件に興味を示さず、その犯行もかなり特殊です。このオチは賛否両論あると思います。私自身は半ば予想しつつ、少々気が抜けてしまいました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2014年9月17日
- 読了日 : 2014年9月15日
- 本棚登録日 : 2012年9月25日
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