自由主義経済やグローバリズムが、儲けの材料としているものは貧困層や底辺の人々なのだ。
貧しい人達が避けられない、断りきれない状況に追いやって更に搾取していく。なんとも上手い方法ではあるが、国全体の幸福には決して寄与せず、富めるものはますます富み貧しいものはますます貧しくなるだろう。
食事、医療、軍隊などいろいろな分野でグローバル企業の搾取の仕掛けは準備されている。
このルポに報告されている米国の様子を日本が順調に後を追いかけているさまが空恐ろしい自体であることにも気が付かないといけないのだ。
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2016年4月2日
- 本棚登録日 : 2016年4月2日
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