春朗合わせ鏡 (文春文庫 た 26-10)

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年1月9日発売)
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本棚登録 : 229
感想 : 25
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 青年時代の葛飾北斎が、江戸の町に起きる事件を解決する連作短編集。
 『だましゑ歌麿』『おこう紅絵暦』に続く、時代小説シリーズ第三弾。
 シリーズ物ではあるが、それぞれ独立した作品なので、単独でも充分に読める。
 絵師ならではのこだわりと観点でもって、謎の本質を解明する捕物帖としての面白さはもとより、主人公・春朗と身内や仲間たちとの小気味良いやりとりや、江戸の風俗や美術、人情ものとしての味わいもある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(ミステリ・サスペンス)
感想投稿日 : 2019年7月30日
読了日 : -
本棚登録日 : 2019年7月30日

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