学生時代、二年連続ゼミでで谷崎のマゾヒズム文学を扱ったせいですっかり飽きてしまったのですが、これに収録されている犯罪小説はあっと言わされます。純文学作家の書くこの手のものは、語り手をうまく使っていて実に面白いです。
オススメ:「私」「途上」
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- 感想投稿日 : 2010年10月1日
- 本棚登録日 : 2010年9月30日
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