かんじき飛脚 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2008年9月30日発売)
3.77
  • (22)
  • (37)
  • (31)
  • (2)
  • (3)
本棚登録 : 316
感想 : 36
4

何事も人力に依っていた時代に、江戸と加賀の間をつなぐことが、どれほど困難だったか。貴重な情報と物の行き来を担う飛脚と、それを支える人々の、迸る情熱と誇りに圧倒された。
特に、雪の中の息を呑む戦闘シーンは圧巻。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代もの
感想投稿日 : 2021年6月27日
読了日 : 2021年6月24日
本棚登録日 : 2021年5月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする