装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2017年2月25日発売)
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本棚登録 : 491
感想 : 41

【カバーや表紙のデザインから使用する紙の種類まで。“本の表情”を創りだす職業『装幀家』をご存知ですか?】

 この本にはどんな表紙が似合うだろう? イラスト? 写真? それともロゴだけ? 紙の種類は、帯の有無は、中身の文字組みはどうしよう?
 こうして試行錯誤を繰り返して、時には編集や作家と熾烈に火花を散らせながらも、その本だけのぴったりなデザイン“本の表情”を生み出すのが『装幀家』の役割だ。
 それを信条に出版社の装幀室で働く本河わらべは、その男の言葉が信じられなかった。
 巻島宗也。手がけた本がことごとく売れる気鋭の装幀家。
「本の内容には目を通さない主義だ。中身を読もうが読むまいが、売り上げが変わるとでも思っているのか?」

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 2017年2月刊行
感想投稿日 : 2017年2月21日
本棚登録日 : 2017年2月21日

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