昔見たときは、つかみどころのないストーリーに困惑して、ポンチョ姿のクリント・イーストウッドのカッコよさしか印象に残らなかったのですが、ひさびさに再視聴し、やっと本作の魅力がわかったきがします。
賞金稼ぎのクリント・イーストウッドが早撃ちで悪党をガンガン撃ち殺していくというのが本作のうわべに過ぎず、本作に要諦は、協力し合ってるのか騙し合ってるのかわからない賞金稼ぎの2人の関係の複雑さにあります。しかし、結局本作の主役はリー・ヴァン・クリーフ演じるモーティマー大佐であって、本作が彼の復讐譚だったことが最後に明かされるのです。クリント・イーストウッドは彼に利用されるだけに引き立て役だったというのが本作最大のトラップです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
◆映画:アクション・アドベンチャー
- 感想投稿日 : 2019年11月24日
- 読了日 : 2019年11月23日
- 本棚登録日 : 2019年11月24日
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