- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142089229
感想・レビュー・書評
-
撃ち合いに特化したのが潔い。乾いた感情と風景。
クリント・イーストウッドがとてもかっこいい。
1965イタリア
2021.9.3BSプレミアム詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昔見たときは、つかみどころのないストーリーに困惑して、ポンチョ姿のクリント・イーストウッドのカッコよさしか印象に残らなかったのですが、ひさびさに再視聴し、やっと本作の魅力がわかったきがします。
賞金稼ぎのクリント・イーストウッドが早撃ちで悪党をガンガン撃ち殺していくというのが本作のうわべに過ぎず、本作に要諦は、協力し合ってるのか騙し合ってるのかわからない賞金稼ぎの2人の関係の複雑さにあります。しかし、結局本作の主役はリー・ヴァン・クリーフ演じるモーティマー大佐であって、本作が彼の復讐譚だったことが最後に明かされるのです。クリント・イーストウッドは彼に利用されるだけに引き立て役だったというのが本作最大のトラップです。 -
先日、BSテレ東で放映していた『夕陽のガンマン(原題:Per qualche dollaro in più、英題:For a Few Dollars More)/1965』を観ました。
-----story-------------
『荒野の用心棒』に続いて「イーストウッド」が主演した、「セルジオ・レオーネ監督」によるウェスタン。
殺人強盗犯と、彼をめぐって衝突しあうふたりの賞金稼ぎを描く。
主題歌もヒットした「E・モリコーネ」の音楽も絶好調で、「リー・ヴァン・クリーフ」が渋い役どころをこなす佳篇。
-----------------------
マカロニ・ウェスタンのジャンルを確立し、後に続く作品の原型となった『ドル箱三部作』と呼ばれる「クリント・イーストウッド」主演、「セルジオ・レオーネ監督」作品の第2作目にあたる作品です… ちなみに、他の2作品は『荒野の用心棒』(A Fistful of Dollars、1964年)と『続・夕陽のガンマン』(The Good, the Bad and the Ugly、1966年)です。
「モンコ」はせっかちで性格も激しい若い男… 一方「大佐」と呼ばれる男「ダグラス・モーティマー」は冷静沈着に仕事に取り組む上品な初老の紳士、、、
ふたりはお互いの存在を知らなかったが、「インディオ」という凶悪な強盗殺人犯を探し、殺そうとしているのは同じだった… 2万ドルの賞金首の「インディオ」を追いかけ出会った二人は、お互いに対する不信から決闘寸前に。
だが賞金を山分けするということで手を組み、協力して「インディオ」を探し出すことにする… その頃、当の「インディオ」は牢屋から脱獄し、仲間と共にエル・パソの銀行を襲う計画を練っていた……。
「モンコ」と「大佐」が、反目しつつも協力し合って「インディオ一味」を追い詰める展開が愉しめる作品… 二人とも賞金が目当てだと思っていたのですが、「大佐」の目的は妹の復讐だったんですね、、、
賞金を全て「モンコ」に譲り、立ち去っていく「大佐」の行動が潔くて良かったなー そして、やっぱり「クリント・イーストウッド」はカッコいいなぁ… 深く考えず、愉しめる作品でした。
-----staff/cast-------------
監督:セルジオ・レオーネ
製作:アルベルト・グリマルディ
脚本:ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ
セルジオ・レオーネ
撮影:マッシモ・ダラマーノ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:
クリント・イーストウッド モンコ
リー・ヴァン・クリーフ ダグラス・モーティマー大佐
ジャン・マリア・ヴォロンテ エル・インディオ
クラウス・キンスキー ワイルド
ヨゼフ・エッガー
ローズマリー・デクスター
マーラ・クラップ
ルイジ・ピスティッリ
パノス・パパドポロス
ベニート・ステファネッリ
ロベルト・カマルディエル -
これ,西部劇でも好きな方だな。主役の凄腕ガンマン2人(クリント・イーストウッド&リー・ヴァン・クリーフ)は,とてつもなくかっこいい。こんな男に生まれたかった。命がいくつあっても足りないから,やっぱりいいや。
賞金目当てに悪者を殺すという設定は,いかにも…だけれども,ま,そこは置いといて。脇役の女性が出てこないのも,なんか,新鮮でいい(ちょっとだけ宿の女将さんが出てくるけど)。
下の解説を見ても,話の内容よりも,映画の撮影方法の方を取り上げている。それくらい話題になったんだろう。そういう目で,いつかもう一回見てみよう。
《NHKプレミアムシネマ》の解説より
主演クリント・イーストウッド、監督セルジオ・レオーネ、「荒野の用心棒」でマカロニ・ウエスタンを世界に知らしめたコンビの第2作。
すご腕の賞金稼ぎのガンマン2人が凶悪な強盗団のリーダーをめぐって火花を散らす。
世界中で大ヒット、共演のリー・ヴァン・クリーフは一躍スターとなった。クロ
ーズアップとロングショットを多用したレオーネ監督の個性的でダイナミックな演出、エンニオ・モリコーネの音楽も魅力的な傑作。 -
いわゆる西部劇、が見たくて手にした1本。国が違えばルールも文化も違ってくる。その中でも、流儀だったり仕草だったり、やりとりひとつでも男意気を感じるものってあって、そういう部分でかっこいいなぁと思いました。そして世界が単純なのはわかりやすくていいなとも思ったり。その中で活躍できる人、上に行ける人は典型化していきそうで、そうでない人にとってはちっともおもしろくもない世界かもしれないけど、それを求めて入ってくる人もいるんだろう。帽子を撃ち合うシーンは大いに腕を示せるし、最期のオルゴールはちょっとしんみりさせるものがあった。いい映画でした。
-
名前のない主人公で賞金稼ぎを演じるクリント・イーストウッドさんとヴァン・クリーフさん。1960年代の映画なのでイーストウッドさんが若い若い!そして吹替えを担当しているのは山田康雄さん。この声を聴いているだけで懐かしさで涙が出ちゃいそうになるのは僕だけではないはず!
ベタなストーリーですが大好きな一本に成りました♪ -
酒を飲みながら、男くさい映画が観たかったので
-
イーストウッドは勿論、リー・ヴァン・クリーフが最高にかっこいい