前半はキャバクラの歴史や文化、後半は著者が実際にキャバクラで働いてみての体験記や考察です。著者は修士論文を書くに際しての調査のためにキャバクラで働き始めたようで、素人から見たキャバクラが書かれています。男性を気分良くさせる会話術や、キャバ嬢同士に競争を促す店の構造など、全く知らない世界が広がっています。普段、キャバクラによく行く男性が店の裏側を知るために読むのもアリかもしれません。最後に、これは内容とは関係ないことですが、修士論文のためとはいえ自らキャバクラに潜入した著者の行動力に拍手を送りたいです。
読書状況:読み終わった
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面白い学問
- 感想投稿日 : 2016年1月16日
- 読了日 : 2016年1月16日
- 本棚登録日 : 2016年1月16日
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