NASA陰謀論をそのまま映画に。『アポロは月へ行っていない』論は有名。けれど今では論破されて陳腐なトンデモ話になってしまった。でもこちらの方はそれなりに説得力があって面白い。巨大組織のわりに秘密を暴こうとする記者に対しての詰めが甘かったりと不自然なところはあるにせよ、緊張感がある映画に仕上がっている。暴走車を運転手目線で撮影していたり、宇宙飛行士達の逃亡劇を丁寧に描いたり、はてはアクロバット飛行をみせたりとサスペンスやアクション映画の色合いが濃いと感じる。
古い作品で尺も2時間ほどと長めだけれど陰謀論もの(『パララックス・ビュー』とか)が気になる人は観てみてはどうでしょう。
ちなみに宇宙飛行士の一人はO・J・シンプソンが演じてます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2018年4月7日
- 読了日 : 2018年4月7日
- 本棚登録日 : 2018年4月7日
みんなの感想をみる