シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと
- 河出書房新社 (2020年3月18日発売)
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感想 : 57件
流れながれた、過ぎた日常のように。重く停滞のないかのように、描かれている。
実際はまだまだ描ききれない(あえて描かなかった)物語や心情があったのだろうなと思う。
綺麗なことばかりじゃなくて、それ言ってること矛盾してない?無理ない?って外野が突っ込める余地を与えてくれるほど、心の揺れをそのまま綴っていると思う。だから、信頼に値するノンフィクション。
自分が今血のつながりのある息子を2人育てていて、その自分を省みることにもなったと思う。
私の“もの”なんかじゃないんだよ、という。
気になったのは、ミナトやマルはこの本に自分が登場することを知っているのかな。
12歳、、、どんな心境なのかなと思った。
変化することを恐れないのは難しいけれど、約束や束縛でとどまるのではなく、前へ進んでいくこと。
直接的にそんな本ではないのだけれど、勇気をもらった。新しい仕事、頑張ってみよう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年3月7日
- 読了日 : 2022年3月7日
- 本棚登録日 : 2022年3月7日
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