歴史上の地図で実在しない島、エリアなどが記載された原因から、最終的にどう判明したのかまでを解説する内容。古地図がカラーで満載なので、地図好きには眺めているだけで楽しい。ただ、解説は西洋史中心でどれも似たような内容になっている。だいたい、伝聞の独り歩き、口の上手い人のでたらめ、冒険家が功績を作るための嘘により、空想の地図が出来上がる。ないことの証明が難しいのは今も変わらないが、フェイクニュースが広がりやすいのもまた同じかと思うと、
変らない人類が愚かに思えてくる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2017年9月30日
- 読了日 : 2017年9月30日
- 本棚登録日 : 2017年9月30日
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