最近は、副業や起業を勧める本も相当でてきていますね。でも、簿記や会計の知識って一般教養として知っておくべき事項のようです。実用書を読んでいると勧める人いますし、年長者に聞いても知っておくべきと数人から聞きました。そんな動機で本書を読み始めました。
こちらの本は、"会計を始めたばかりの人"や"決算書がひととおり読めるようになればいい"という人向きです。しかも平易かつ、わかりやすく書かれています。
会計の本ではありますが、"株を始める初心者向けに決算書が読める本"として売り出しともいいくらい、とても理解しやすかった。私も株の売買はやりますが、決算書もまともに読めていない事に反省しきりです。もっと前に読んでおけば良かったです。
本書では決算書を4つの箱に例え損益計算書と貸借対照表および実際の決算書を参考に話しを進めていきます。
実際の決算書を読み解く為に「女子大生会計士の事件簿」の登場人物によるストーリーが挿入されています。ストーリー自体は評価は別れると思いますが、現実世界で会社の状態を分析する上では参考になると思います。
著者の山田真哉さんは、公認会計士。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』などのビジネス書を執筆の他、小説『女子大生会計士の事件簿』等多数執筆しています。
姉妹書の「世界一受けたい簿記三級の授業」から「世界一感動する会計の本です」の次に本書を読んで来ましたが一冊4時間程度で読了してしまいます。が、得るもの大きかったです。
友人からは「女子大生会計士の事件簿」も本書を片手に読むとより理解が深まると言われてます。なので次はそちらを読もうかなと思ってます。
- 感想投稿日 : 2019年12月8日
- 本棚登録日 : 2019年12月5日
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