「最後の講義」シリーズ、西原理恵子さんと福岡伸一さんの本を既に読みました。
出口さんの本はたくさん読んだので、講義の内容は聞いたことある話ばかりですが、質疑応答は良かったです。
参加者は20歳前後らしいですが、出口さんの本をしっかり読んでいないと、こういう質問はできないのではないでしょうか。
たくさん読んでいても、私にはできませんけど。
わたくしごとですが、この春3つの事をやめました。
正確に言うと、最後の一つはこれから伝えるので
今あれこれ悩んでいるところ。
ちょうど、この質疑応答が参考になりました。
「たくさんある選択肢から、どれか一つを選ぶいい方法は?」
(前略)決断をスムーズに行うには、トレードオフ(何かを得たり達成するためには、何かを失ったり犠牲にしなければならない関係のこと)を正しく理解し、どちらかを選ぶための情報をできるだけ多く集め、選び方のルールを決めておくことが大切です。
「頑張るための原動力やモチベーションをどうやって維持し、向上させる?」
まず諦めることです。流れ着いてしまったら諦めるしかしかたがないですから。やりたいことがある人は別です。(中略)
カルヴァン派も実は諦めがスタートになっています。自分は選ばれた民に違いないから後は頑張るしかないと。
ギリシャ・ローマのストア派もそうです。リーダーの家系に生まれたのだから最前線で戦うしかないと。
歴史を見てみても、諦めるということはありのままの現実をそのまま受け入れることだとわかります。
それが、モチベーションの源になるような気がします。(後略)
ふっきれました。
ありがとうございました。
- 感想投稿日 : 2021年4月18日
- 読了日 : 2021年4月18日
- 本棚登録日 : 2021年4月18日
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