図書館に予約して約3ヶ月待って、やっと読むことができました。
さて、『怖い絵』と『怖い絵2』では、もし一つだけ見られるとしたら、ブリューゲルを見たいと書きました。
今回もブリューゲルの作品(ブリューゲルではないかも説あり)の
『イカロスの墜落』がありますが、こちらは三年前、上野国立西洋美術館の「ベルギー王立美術館展」で見ました。
この本を読んでから行きたかったですねー。
今回見たいのは『ヴィーナスの誕生』か、
『聖アンナと聖母子』かな。
さて、中野京子さんによる『怖い絵』を60作品読み終えて思うのですが、一目見て「怖い!」と思うものより
「え?何が怖いの?」と思って中野さんの説明を読む物が怖いかも。
たとえばホガース『グラハム家の子どもたち』とか
ゲインズバラ『アンドリューズ夫妻』アミゴーニ『ファリネッリと友人たち』などは、幸せを絵に描いたような作品なので
中野さんの解説に行くのが楽しみなのです。
そのギャップが激しいほど怖いかな~と思いました。
そういえば、今話題の『34歳女による結婚詐欺事件』
彼女はあんなに素敵な生活をして、ブログを書いて
相手の男の人をすっかりその気にさせて……
しかし…衝撃
というところが、上の三つの作品と重なります。
http://nagisa20080402.blog27.fc2.com/blog-entry-274.html
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
中野京子
- 感想投稿日 : 2018年2月17日
- 読了日 : 2009年10月30日
- 本棚登録日 : 2009年10月30日
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