新世紀エヴァンゲリオン (11) (角川コミックス・エース 12-11)

  • 角川書店 (2007年6月18日発売)
3.76
  • (238)
  • (178)
  • (428)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 2672
感想 : 115
5

コミックス版エヴァの渚カヲルのエピソードは、TV版と比べて“渚カヲル”の正体を“使徒として”“人間として”深く掘り下げている。
人の好意とは何か、なぜ人は人に好奇心を抱くのか。
カヲルがシンジに対して抱く感情は、ヒトの範疇を超えたものかどうかは定かではないが、非常に純粋。
そう考えると、純粋な興味心を嫌悪するシンジの対応は非情に見える。
10巻から続く二人の駆け引きの結末、此処に在り。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ヘビー・じっくり系
感想投稿日 : 2011年7月5日
読了日 : 2012年10月23日
本棚登録日 : 2011年7月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする