プロローグはみいちゃんが生まれてくる葵ちゃんのために書いたものなのかな。とっても心あったまる詩でした。
本編は、まったく共感を得なかったし、どちらかといえばきらいな人たち。
自分もどちらかといえば、森さんとおなじ、”対人関係の潔癖症”なのかもしれない。
何もかも不安になり、逃げ出したさっちゃん。その先でもやっぱり逃げ出してしまう。透明になって消えてしまうことを願っていたり、その反面消えないでもとに戻ってしまうことに安堵したり。けど生まれてくる子供の名前を決めた瞬間から母親への自覚があふれてくる。みいちゃんの書いた詩のとおり、きっと大丈夫なんだとおもう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年6月13日
- 読了日 : 2016年6月12日
- 本棚登録日 : 2016年6月5日
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