東北関東大地震が起き、皮肉にもその深刻さによって、日本人古来の良いところがよく見えてきた。
例えば、マナーのよさ、冷静さ、勤勉さや、周りへの気遣い、助け合う心、結束力…。
偉人たちが親日感情を抱くのは、いつの時代も、そうした日本人の性質と、そこに由来する文化によるところが大きいかったようだ。
むしろ貧しい環境こそ、本来の良さを発揮できる人種なのかもしれないと、この本を読み終えて思った。だから、日本はまだこれから頑張れる。
外国人によって逆に日本の良さに気付かされ、日本人であることに誇りを持ち、勇気をもらう。
救援においては、今まさに「善の連鎖」を受けている。
偉人たちが見い出してくれた、優しく明るい気質、実直な部分など、日本人の良い部分を損なわない行動をしたい、と一層強く思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
雑学
- 感想投稿日 : 2011年3月19日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年3月19日
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