『震える牛』で社会事件を取り上げた秀逸な作品の著者が、既に起こっている?、益々拡大する可能性がある犯罪を題材にした作品を書いている。
貧富の差が拡大、人口が減り、外国人訪日者増え、スマホにいろんなものが突っ込まれる便利な時代。
顧客数が減少するので、商品価値を高めようと努力する企業。結果、あらゆるものをひとつに集約することを実現。
便利さを実感すると後戻りは困難。
そこに完全なセキュリティは存在せず、その隙をついて犯罪を成り立たせる。
リスクとリターンの観点で考えるべきだが、ありうるなぁ、自己防衛力を高めないと。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の小説
- 感想投稿日 : 2017年1月12日
- 読了日 : 2017年1月12日
- 本棚登録日 : 2017年1月11日
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