努力しないで作家になる方法

著者 :
  • 光文社 (2011年6月18日発売)
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本棚登録 : 142
感想 : 35
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フィクションという体ではあるが、フィクションをおりまぜた作者の自伝的小説。
さらっと読める。

インパクトの強いタイトルだけど、
実際は、努力しないで作家にはなれないし、思い込みが重要、といったところか?

主人公の妻は「だめんず」なんだろうなと思うけれど、よくできた人。離婚されてもおかしくない状態なのに。

夢をおいかけるなら、たやすくあきらめちゃだめさ……と作品中でも言及されている。
でも、家族の立場で考えたら、たまったものじゃないね。

最終的にデビューできるってわかってるから最後まで読めた。
主人公の情熱はすごいけど、描かれてる人物像は、あまり好みでは……。
そう思うのは、自分が夢をおいかける男性ではないからかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般小説
感想投稿日 : 2011年9月7日
読了日 : 2011年9月7日
本棚登録日 : 2011年9月7日

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