フィクションという体ではあるが、フィクションをおりまぜた作者の自伝的小説。
さらっと読める。
インパクトの強いタイトルだけど、
実際は、努力しないで作家にはなれないし、思い込みが重要、といったところか?
主人公の妻は「だめんず」なんだろうなと思うけれど、よくできた人。離婚されてもおかしくない状態なのに。
夢をおいかけるなら、たやすくあきらめちゃだめさ……と作品中でも言及されている。
でも、家族の立場で考えたら、たまったものじゃないね。
最終的にデビューできるってわかってるから最後まで読めた。
主人公の情熱はすごいけど、描かれてる人物像は、あまり好みでは……。
そう思うのは、自分が夢をおいかける男性ではないからかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一般小説
- 感想投稿日 : 2011年9月7日
- 読了日 : 2011年9月7日
- 本棚登録日 : 2011年9月7日
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