主人公の吉沢は、クラスメイトにいじめを受けている。
吉沢の唯一の慰めは、ラブドールの「ユリカ」だった。
いじめを受けている少年が主人公のお話はたくさんあるけれども、この本は後味が悪く、救いがないように思えた。
主人公の描写は、「こんな性格じゃいじめられるのも無理ない」「キモイ」って感じ。
けれども、現実ってこんな感じかも。
そういう意味では、リアルな小説だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本の小説
- 感想投稿日 : 2016年1月28日
- 読了日 : 2016年1月28日
- 本棚登録日 : 2016年1月28日
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