指輪物語 (10) 新版 追補編

  • 評論社 (2003年12月1日発売)
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本棚登録 : 1020
感想 : 66
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ホビットを読み終わって、指輪物語に10巻目があることを思いだし、ようやく購入。
指輪物語の続きなのかと思ってたら、後半は完全に辞書。
前半は種族ごとの解説、家系図、歴史に各言語についての説明などなどマニアックな知識がいっぱい。
どう読もうかと戸惑ったけど、家系図けっこーおもしろい。
ドワーフの家系図はホビットにも直接通じるし。
また歴史の部分では、ホビットの話や指輪物語の話、さらに指輪物語後の話がまとめられており、歴史を見るだけでも大作を読んだ気分になれる。
物語として読めるのは、アラゴルンとアルウェンの話。
二人の出逢いから最期までがよくわかって、これだけでも買って良かった。
さすがに言語の解説やら辞書部分は読破できてないけど、今後も映画を見るときなんかに役立ちそうな一冊です。
これを片手に指輪物語1~9を読み返そうと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2013年1月21日
読了日 : 2013年1月21日
本棚登録日 : 2013年1月11日

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コメント 1件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2013/02/01

「後半は完全に辞書。」
瀬田貞二訳に、田中明子が手を入れてからは読んでいないので、この本はチョッと立ち読みしただけで未読。これを読むと書かれざる物語を想像して切なくなりそう、、、早く「シルマリルの物語」を読まなきゃ。。。

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