ある一定の時期までは文明レベルにおいてほぼ拮抗状態にあり、また一体であったはずのヨーロッパとアジアが、どのようなタイミングで、なにをきっかけとして「分岐」したかを論じた書。
発展の限界を迎えつつあった時代において唯一ヨーロッパのみがブレイクスルーを成し得た理由が大きく二つ、はっきりと具体的に語られているが、そのいずれもが偶然の産物、一種の幸運としてのみ提示されるところに主眼がある。
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- 感想投稿日 : 2023年4月21日
- 本棚登録日 : 2023年4月17日
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