公教育をイチから考えよう

  • 日本評論社 (2016年8月12日発売)
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今後20年でなくなる職業に教師が挙げられている。教師がいらないということは学校がいらないということだ。本当にそれでいいのだろうか。

公教育をイチから考えると言うことは、取りも直さず、学校の存在意義をイチから考えると言うことだ。

現在の学年制画一一斉型の授業は、これからの真のグローバル化に対応できない上に、ITに取って代わられる。

しかし、学校が学校としてあるべきは知識の教授だけではなく、今後発展させなければならないのは自由の感度の育成にある。

コンテンツからコンピテンシーへ。

学校はその存在意義を大きく問われてはいるが、やはり大切な公共財であることを再認識させてくれる。

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感想投稿日 : 2017年2月3日
読了日 : 2017年2月3日
本棚登録日 : 2017年2月3日

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