藩主が二人いる橋倉藩。
当然、そこには二人の近習目付を置くことになる。
だが、藩主相続を望まないという申し出と共に
藩はひとつにまとまった。
春が訪れようとしていた。
が、そこで起きた暗殺事件。
P220
〈時々の代をつなげていく者たち〉の
命(めい)に縛られた過酷で悲しすぎる生き方に胸が塞がる。
青山文平さんらしい、重厚で情に溢れた作品。
読み終えてほーっとため息が出た。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年9月17日
- 読了日 : 2022年9月16日
- 本棚登録日 : 2022年9月16日
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