シャルロットの憂鬱

著者 :
  • 光文社 (2016年10月18日発売)
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本棚登録 : 1015
感想 : 157
5

シャルロットが可愛すぎる。

先に新刊の方を読んでしまったので、
気になって前作であるこの本も読みました。
新作ではシニア犬になってしまったシャルロットだけど
本作では元警察犬らしい賢さ有能さを見せながらも、
茶目っ気たっぷりの姿があちこちで見れて、
もう可愛くて可愛くて可愛くて辛抱たまらなかったー

飼うなら断然猫!!な私でも
シャルロットみたいな娘なら、犬飼いたいー
犬と一緒に寝てみたいとさえ思ってしまいました。

シャルロットが引き取られた経緯が経緯だけに
なんともたまらない気持ちになるけど(特に5話目)、
もうすっかりシャルロットは家族の一員。
子どもが迎えられない代わりの存在ではなく
「娘」だよなあと思った次第。

シャルロットと暮らすことになった日常と
その日々の中で巻き込まれるちょっとした事件と謎。
生きものと一緒に暮らしていない人間が読んでも
見悶えしたくなるほどのお話なので、
犬の飼い主な方が読んだら、
心中穏やかでいられなくなるんだろうな。

私のお気に入りはさわちゃんが登場するお話と小夏。
「シャルロットと猫の集会」は
最後ちょっと泣いてしまった。

待っていればまたシャルロットのお話が読めるのかな。
期待して待ってます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館本
感想投稿日 : 2022年7月10日
読了日 : 2022年7月10日
本棚登録日 : 2022年6月27日

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