『犬を盗む』が面白かったので、ずっと読みたかった本。今回も面白かった!
六本木タワマンのセレブ妻という設定で、SNSに自分の理想の嘘ばかり投稿している主人公の理沙。
嘘をついてる時の気持ちや、嘘がバレそうで焦る気持ち、バレた時の恥ずかしい気持ちが細かく書かれていて、自分も一緒にドキドキしたりハラハラしたり読む手が止まらなかった。
ワンちゃんが健気で仕草がとても可愛くて、自分が飼っていた犬を思い出して懐かしくて泣きそうになった。
今回も犬が死んだり、犬が辛い目に合う話ではないのが良い。前作でも感じたけど、佐藤青南さんはかなりの犬好きだと思うので、その点でも安心できる。
ラスト次第でどうかな?と思っていたけど、なるほど!終わり方も良かった。
犬シリーズの続編が出たらまた読みたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2024年4月21日
- 読了日 : 2024年4月21日
- 本棚登録日 : 2024年4月21日
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