宣教師ザビエルと被差別民 (筑摩選書 139)

著者 :
  • 筑摩書房 (2016年12月13日発売)
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感想 : 10
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たぶん日本人なら誰でも知っているフラシスコ・ザビエル。
でも、彼がいったいどのように日本において布教をすすめていったのかは、未知だった。
とくに、どのような人々に信仰を得ていたのかは、もちろん知らなかった。

その答え?の一助となったのが本書。

日本における布教史の概説。

イエズス会の成立、宗教改革、大航海時代、戦国時代のおける日本仏教の変遷。などなども詳しく説明されていた。


イエズス会の成立の歴史から、アジアにおけるイエズス会の布教、そのなかでの被差別民との関わり、そして日本におけるイエズス会の布教と被差別民の歴史や関わりを知ることでき、とても有意義な一冊だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年9月25日
読了日 : 2020年9月25日
本棚登録日 : 2020年9月19日

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