話す技術・聞く技術: ハーバードネゴシエーション・プロジェクト 交渉で最高の成果を引き出す「3つの会話

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2012年11月1日発売)
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・わたしと相手のそれぞれの感情を、判断や仮定を交えずに伝え合う。問題の解決の前に、感情の存在を認める
・善意を主張するのは逆効果
・ある問題への共同の加担を探ろうというと、「相手の加担は大目に見て、あなた自身の加担に焦点を当てるべきだ」という意味に受け取られることがあるが、それは誤りだ
・(相互の)加担のシステムを図式化する
・伝えられずにいる感情は、解消しきれないほど多くの緊張を生み出しかねない
・感情を抱くのは自然なことだと認めよう
・誰かの感情を認めるとは、相手の言ったことがあなたにどんな印象をあたえたかを、相手の感情があなたにとって重要であることを、あなたが相手を理解しようと努めていることを当の相手に知らせるという意味
・本当の対立が自分の中にある時は話し合うことに意味はない
・人は自分が理解されている、話を聞いてもらえている、尊重されていると思ったときにしばしば変わる。わたしは変わらなくていいのだと感じられる時にこそ、人は変わるものなのだ
・相手が変わることに期待するのではなく、ありのままの相手を受け入れることで自分が変わる
・一緒に問題を解決するためには、相手に魅力的な役割を提供する必要がある。「私が広い視野を取り戻すのを助けてくれる人」
・人には誰でも、自分の言うことを聞いてもらいたい、相手がそれだけ自分を気にかけてくれていることを知りたいという強い欲求がある
・不満やプライドや怖れといった感情に耳を傾け、そうした感情を認めてあげる
・私は理解している のスタンスから 私が理解するのに手を貸して のスタンスに移ることが重要
・最終的には問題に取り組むが、その前に感情が認められなければその先に進めない
・ストーリーを単純化しすぎない。矛盾した感情を抱えたときでも、「なおかつ」を使って表現する

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 【ビジネス】対人コミュニケーション
感想投稿日 : 2020年4月11日
読了日 : 2020年4月11日
本棚登録日 : 2020年4月11日

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