登場人物たちがしっかりと対話しているときはまだよかった。ただ、登場人物たちが物語の説明者となり筆者に操られていることが分かってしまうと、読んでいて途端に萎えてしまう。登場人物をメタ認知してしまう感覚というか、物語が作り物に変わってしまう瞬間というか。母親が「あんたの弟が殺人教唆で捕まってしまう」と言った瞬間とか本当にゲンナリした。殺人教唆っ母親が言うなよ。母親が知らない言葉ランキングトップ3くらいにランクインするやつ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月9日
- 読了日 : 2022年1月9日
- 本棚登録日 : 2022年1月9日
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