捨てられ子で千里眼として生きた祖母の人生。
暴走族の青春と漫画家として生きた母の人生。
何者でもない何者にもなれないわたしの人生。
三部構成
はじまりが千里眼で最後がミステリー?
それなりに面白いのだけど、章が進むにつれトーンダウンは否めない。
スタートが、謎の民族、山の娘、千里眼とインパクトあったので「この手の話は好きだ!」と思ったけれど、2部では暴走族の生き様になって「この手の話は苦手だな…。」となって、何故に漫画家?と、千里眼のような謎めいたミステリアスな部分がかけらもなくなり、3部になりついには謎解きミステリーと化した。
ある意味ミステリアスな構成。笑
千里眼の祖母、〇〇な母、そして、〇〇な私!みたいなのを期待してたので、ちょっとがっかり^^;
ただ、総評からすると悪くない。
今年の24冊目
2016.10.06
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
桜庭 一樹
- 感想投稿日 : 2016年10月6日
- 読了日 : 2016年10月6日
- 本棚登録日 : 2016年10月6日
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