闇の奥 (文春文庫 つ 8-8)

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年2月8日発売)
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本棚登録 : 105
感想 : 17
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矮小族に魅せられた民族学者・三上隆を追ってボルネオ、チベットへと、とりつかれたように捜索する人たち。タイトルはコンラッドから着想を得たもの。冒頭から話に引きずり込まれ、あれよあれよと読まされた。
辻原登って、なんか文学文学して時期もあったような気もするが、適度なエンタメ度が加味されて妙に読みやすかったりする。小説を読む体力が落ちてきたなと思っていた時期に読んだので、ちょっとスタミナを回復させてもらった気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2013年
感想投稿日 : 2013年2月17日
読了日 : 2013年2月13日
本棚登録日 : 2013年2月13日

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