先入観なしに読み始めた。宮沢賢治の話だったのか。金持ちの父が賢治を溺愛して甘やかしているにしても、限度がある。しつけがなってない。賢治が悪ガキたちと 草に火を点け、それが燃え広がって数件の家を全焼させる家事になってしまった時、父に「知らねす」と賢治は嘘をついた。父はそれが嘘だとわかっていたにもかかわらず、不問に付す、と決意してしまう。「こんな小さなことで賢治の未来に傷をつけるなどということは、(考えられん)」だって?! ありえない。もし、その家に人がいたら焼け死んでいたかもしれない。「小さなこと」どころか、とんでもない大罪なのに、しらばっくれれば済んでしまう? 親として、そこは厳しく(体罰という意味ではないが)叱らなければならないはず。
私は憤りを抑えられなくて、これ以上読めなくなった。
読書状況:積読
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カテゴリ:
和書
- 感想投稿日 : 2018年2月25日
- 本棚登録日 : 2018年2月21日
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