なんか懐かしい雰囲気の作品だったなー。以前貪るように
花村萬月とかを読んでいた頃のような...。
純粋培養された天才と俗世にまみれて生きる天才同士が
惹かれ合いながら、殺し合うというシンプルな構図で
ストーリーは進む。どちらの天才も魅力的に描かれていて
殺し合わなければいけないという展開ではなく、もっと
長編で2人のじゃれあいを見ていたかったなー。
発売当時に狂気の桜を読んで以来すっかり遠ざかって
いたんですが...もしかしたら「消し屋A」と繋がっている
作品だったのかな...。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内作家は〜
- 感想投稿日 : 2009年7月19日
- 読了日 : 2009年7月19日
- 本棚登録日 : 2009年7月19日
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