- 本 ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163241401
感想・レビュー・書評
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蘭子の絶望がそこにあるとは思わなかった。絶望を克服するものが信仰で、将司は蘭子の拠り所どころかその元凶だったことになる。出会いと縁、いいことばかりじゃない。
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最後のオチが気になって一気に読み終えました。天源の母にまつわる部分がとても悲しいですね。あいつもこいつも…結局あんだけ嫌気がさしてたお前もか!というか父親じゃねーか。的な(笑)
登場するキャラがどれも濃くて、飽きさせない展開がいいですね。最後のオチは少しイメージしていたものの、あんなにも呆気なく?という部分はありますが、変に複雑なものを組み立てない方が良かったんでしょうね。
完全なジャケ買いだったもので、知りませんでしたが、どうやらシリーズものっぽいですね。
他の作品もちょっと読んでみたいかも。 -
天願、良いキャラ
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違う味
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心理戦はご都合主義に傾くことも多い
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なんか懐かしい雰囲気の作品だったなー。以前貪るように
花村萬月とかを読んでいた頃のような...。
純粋培養された天才と俗世にまみれて生きる天才同士が
惹かれ合いながら、殺し合うというシンプルな構図で
ストーリーは進む。どちらの天才も魅力的に描かれていて
殺し合わなければいけないという展開ではなく、もっと
長編で2人のじゃれあいを見ていたかったなー。
発売当時に狂気の桜を読んで以来すっかり遠ざかって
いたんですが...もしかしたら「消し屋A」と繋がっている
作品だったのかな...。 -
「天才を消すには天才しかいないだろう」
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舞台は沖縄。
天才同士の静かな戦い。
先が気になって一気に読める。 -
消し屋Aの続編。
相変わらず展開は御都合主義……なのになのにーーー!
ラストの落とし方が、全然予想できなかった。
ヒキタクニオ作品を読んでしまうのはそれが理由なんだって、あらためて思った。
今回は伊豆ダイビング中に読みました。
沖縄旅行中に読まなくて良かったな(笑)
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