昔はそんなことちっとも思ったことない。むしろ好きで生まれて来たんじゃないんだ、 I was born …と思っていた。年を重ね、社会に揉まれ、大病もし子供を育てあげる年齢になったら、尖がりもまろやかになった。ここに存在していられることは、奇跡なんだな…と実感する。
読んでいて悪くない内容だなと思った。子どもたちに読んでほしいなと思った。
精子は尾を1,000回ふると1センチ移動することが出来る。卵子に会えるのは数日間。受精の確率は5億分の1。
興味深かったのは蜂。女王バチは他の蜂に比べると寿命が長い。5~8年生きることが出来る。女王バチは一度だけ新婚旅行をする。そこで雄と出会い、一生分の精子を受け取る。精子があるうちは産卵を続ける。それを使い尽くし産卵が出来なくなった時、雄バチに殺される。働きバチは半年くらい生き続け、雄バチは1ヵ月程度生きる。
収録されている詩がとてもよかった。
長田弘さん「はじめに…」/ 高村光太郎「火星が出てゐる」
161ページ サン族のシャーマン
速い呼吸や麻薬でトランス状態になる。シャーマンを女性の一団が囲い、歌い踊り、手をたたいてトランスへ導く手助けをする。この文章で…ミッドサマーを思い出した(汗)マヤはシャーマン的な立ち位置でもあったのかな。
読書状況:読み終わった
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#1(ダ)
- 感想投稿日 : 2021年12月7日
- 読了日 : 2021年12月7日
- 本棚登録日 : 2021年11月25日
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