世の中には、こんな男もいるのか。DV被害者の主人公が、シェルターに保護され、その後も隠れてしか生活ができない。離婚成立後もまだ元DV夫が主人公をつけまわす。
ストーカー被害者は警察に訴えてもなかなか取り合ってはもらえないと聞く。
どこまでもつけ回し、その先々での小さな幸せを踏みにじる。それでも、やはり逃げ回るしかないのか。
DVというのは、テレビでしか見ることがなく、なかなか現実味がないのだが、実際に苦しんでいる人は少なからずいるのだろう。
物語の最後、やっと幸せにと思ったが、違う結末が待っていた。だが、これも、いい終わり方だと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
唯川恵
- 感想投稿日 : 2013年5月19日
- 読了日 : 2013年5月16日
- 本棚登録日 : 2013年5月16日
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