家族や友情、恋人。
人と人との関わりの中で生まれてくるいろんな要素が
ぎゅっと詰まった一作だったと思います。
はじめのほうは、布石の散乱具合に若干だれかけましたが (笑)
情報が集まって話が見えてくるにつれて
阿部寛さん扮する加賀さんと周囲の人とのやりとりも
キレが増してくるように感じました。
当たり前かもしれないけれど
お話のテーマが人情に重きを置いているせいか
どんどん、ああこの人ってこういう人だったんだ・・・っていう
キャラクターの性格などが徐々に見えてくる感じがおもしろかったです。
最後の謎解きの部分はとってもぐっときました。
個人的には加賀さんと水泳部の顧問の先生とのやりとりで
加賀さんが言った言葉がとっても印象的。
原作は読んでいないから比較はできないけれど、
観終わったあとにはホッとあったかくなるような作品でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
drama
- 感想投稿日 : 2013年2月14日
- 読了日 : 2013年2月9日
- 本棚登録日 : 2013年2月14日
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