<b>まだまだ、よりしんは元気</b>
イスラム国の邦人2名の殺害事件前に書かれたものらしい。
全体的に丸くなったかなという印象。
正直、主張は相変わらずといった全体構成。
冒頭のSF的な導入だけでなく、無人兵器はもっと取り上げてほしい。
イスラム国、安保法制をパート2でどう盛り込むのか興味深い。
その他
・イラク戦争を前著作「戦争論」から振り返り
つくづく、米国の貧困層で志願・戦死した若者はお気の毒である。
・おなじみの唐突な長めの美談推しエピソードは、ちと?
・サヨク、ポチに次ぐ第三の敵、ネトウヨ(小物臭が)。
でも、自分の著作を表層的にしか理解しないことって、完全に無関係で片づけられないのが苦しいところ。
それに、著者は、長年中韓の様々な状況を直接非難しているので、そのように喧伝しているサヨクを批判しただけというのは絶対におかしい。
だから、よしりんのネトウヨ批判は親子対決である。
・安部さんの靖国参拝答弁は、どうしたってあんな物言いになる。それを上げ足を取るのは可愛そう。
・ブラジルの勝ち組、負け組のエピソードは初見。
これは、示唆に富む。
また、当時の日系人が礼儀知らずな人々として描かれていて、今後の仕掛けを感じます。
ワード
「設計主義」(←新しいかな)
「現場を持て」
「国、公、私」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月29日
- 読了日 : 2015年7月18日
- 本棚登録日 : 2018年10月29日
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