牧歌的運動への美しき追想。歴史的背景がうまく活劇にはめ込まれている。燃え上がるB-52とコザ騒乱の炎が、語り手の中で繋がる後半の展開は圧巻。ただ、ラストの淋しさは老衰化した世界に対し、働きかけが弱い(その辺が不満)。
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- 感想投稿日 : 2010年2月16日
- 読了日 : 2010年2月16日
- 本棚登録日 : 2010年2月16日
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