難読症の男の子ユノと兄と兄の恋人。
ユノは賢い。
実際の難読症の子は様々なパターンがあるとは思うけど、もっと厳しい現実があるかも。
実際新幹線の切符は口頭で買えても、行き先間違えずに乗れるかな?
自分が電光掲示板に頼るからそう思うだけで、アナウンスでも大丈夫かな?と気になる。
活字とともに暮らしてる自分にとって難読はかなりの苦難に思える。
でも本文にもあったけど、会話が先で文字は後からできたものだと改めて考えた。
文字のない時代、国、日本だって文字を学習させてもらえず識字できない人が現代にもいる…。
文字!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
中山智幸
- 感想投稿日 : 2017年4月21日
- 読了日 : 2017年4月21日
- 本棚登録日 : 2016年3月20日
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