犬なみの嗅覚を持つ美貌の転校生・美門翼を臨時雇いとしてくわえ、社会奉仕団KZとしてスタート。
原作者藤本ひとみの持ち味の細やかな心理描写はなく、作者の力不足を感じるな。
そして、何より気になるのが、性役割にとらわれた発言の多さ。
「男子ってそういうところあるよね」みたいのはまだしも、「男の序列ってもんがあるんだ」とアーヤの発言を拒否したり、「女が戦場にいると、なんとなく雰囲気がやすらぐ」とアーヤに「行動の安定剤」の役割を持たせたりなどなど。
これはかなり時代錯誤では…
もともとアーヤは国語のエキスパートとして探偵チームで対等に関係をつくってきていた。それが今では記録係と安定剤が役割とは…
なんだかなって
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2015年に読んだ本
- 感想投稿日 : 2015年10月10日
- 読了日 : 2015年10月10日
- 本棚登録日 : 2015年10月10日
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