認知症の母を持つ長男として、その母との関係がリアルに、そして認知症を持った母の妄想的言動もリアルに、作家(詩人?)ならではの筆致で綴られている。学術書とは違う家族からの目線で学ばされることが多い。息子が母を診るというのは、「ペコロス」でもそうだったが、何とも言えない可笑しみを感じつつ、そして読後感は物悲しくなる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年9月2日
- 読了日 : 2015年9月2日
- 本棚登録日 : 2015年9月2日
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