祖父母が市営斎場前に峠うどん屋を経営、両親は小学校の教師、主人公の中学生淑子(よっちゃん)の5人が織りなす小物語集。受験をソロソロ意識しなければならない大事な時期に祖父母っ子のよっちゃんが峠うどん屋を手伝っていく中で、斎場帰りのお客さんと接することで学校では学ぶことはできない「死」「人間の機微」を学ぶ。ほのぼのするし、ぽろっと涙する物語。「第三章おくる言葉」が泣けて笑えた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年6月2日
- 読了日 : 2012年6月2日
- 本棚登録日 : 2012年6月2日
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