感想を書きたいが、心に遺ったものだけをアップすることにする。
〈本から〉
年金7万円が主な収入。けっこうお金持ちです
お金がないことを嫌だと思うのではなく、その状態を楽しんでしまいます。たとえば花は、ごくたまに1本しか買いません。でも、だからこそ、その1本の花が買えたとき、ものすごくうれしい。お金があれば、いつでもたくさん買えるけれど、逆に1回の感動が薄まってしまいます。時々しかできないからこそ、喜びが深い。だから、少ないものでも幸せになれるのです。。今は、お金がないほうがむしろ幸せだとおもえるようになりました。
植木の花が咲いただけで、空が晴れただけで幸せ
いつでも目の前のことを「最高のものにしよう」と向き合う
私は複数のことを同時にできないので、仕事でも家事でも目の前のことに集中します。夫が「楽しくないと人生じゃない」といつも言っていた人なので、私も「何でも集中して楽しもう」と思うようになりました。
「人のため」ではなく「自分のため」で生きるのがラクに
何かをするときに人のためだと思うと、「これだけやってあげたのだから、もっと感謝されたい」と思ってしまいがちです。でも、「自分のためにやっている」と思ったら、相手に見返りを求めなくなり、気持ちがとてもラクになりました。誰かに何かをしてあげるのは、自分がやりたかったから。手を抜くと自分が気持ち悪いから、何事も一生懸命やる。人のためではなく、すべては自分のためと考えます。
常に相手に対して、一歩引くように心がけています。人間は誰でも、相手より上に立ちたいものですが、私は相手を立てるように行動したい。でも、我慢はしません。青手との関係は常に台頭で、いいたいことを言い合えるのが理想です。私の中にも「人よりも上に行きたい」という気持ちが、根本的にはあるのです。だから、あえて「少し控えめにしよう」と、自分を戒めているのです。
周囲を見渡せば、必要なものはすでに全部そろっている
今は全部そろっていて、満ちたりています。暖かい家があり、健康な体があり、今日食べるご飯がある。空は青く、花は美しい。お金も、今ある分で十分ありがたい。何かが足りないと思うのは、人と比べてしまっているからかもしれません。そんなときは「比べない! 私は私」と自分に言い聞かせます。
- 感想投稿日 : 2021年8月19日
- 読了日 : 2021年8月19日
- 本棚登録日 : 2021年8月19日
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